* 姫と不良と王子Life *
すると

奥の子が遠慮がちに聞いてきた。


「あのソレ……本気で言ってますか??」



……本気も何も実際そうなんじゃないの?

怜「うん??そういう事なんじゃないの!?」


「………ふっ」


ふっ??


「ふふっ……あははっちょっソレはっないっっ(笑)貴方凄くカッコイイですよっ??鏡あるからちゃんと自分の顔見て下さいっ」

そう言って笑いながら鏡を差し出してきた。




……
いや…あのね……

ここで鏡渡されてもさ…
自分の顔ならいつも見てるし……。



てか、何を期待してのこの行動??


自分の顔みてさ
「ぁっホントだ。俺ってカッコイイ」何て言ってほしいのかょ!??


そしたらゥチ完璧にナルシになってまうやん;;;


ということで

怜「あ、…ひとまずコレはいらないかな?;」

鏡を渡してくれた子に返して…


怜「俺が醜い顔で注目あびてるんじゃないなら何が原因なんだ??」


気になったことを聞いた。


「(…周りのあんなに露骨な反応に気付かないなんて……)鈍感ですね。」


えっ!??


原因を聞いたのにその解答!?答えになってないんですけど……


てかゥチ結構敏感だょ!??

特に殺気とか人の気配とかね??


まぁ桐川と会った時はかなり焦ってたから気付けなかったケド…




………てかこの話題疲れたな……原因が何なのかは気になるけど………

ひとまず本来の目的を果たしますかぁ♪♪


怜「席ってさ自由席なの??」


「(話いきなり変わったなぁ;;)そうですよ。」


怜「そっか…ありがとなっ★」ニコッ


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