* 姫と不良と王子Life *
-流尹Side-


確かに…敵の応急処置をするのはどうかと思う
考えが甘すぎる……



…でも俺は
優しくて強い…
そんな姫が好きなんだ……




俺はこの先ずっとこの優しい心を持った姫を傍で見守っていく…


だけど
キレてるところは極力……
見たくないかな。



姫らしくなくなるから……(それに…怖いし。)




俺の未来の嫁さんなんだから…
ホントは一人で戦わせたくなんてないけど……






過去に何回か
俺が「一緒にやろうか??」
と言ったが


怜「流尹が怪我するといけないから…
うーん;;そうだなぁ…
…ゥチが死にそうになったら助けてよね??」ニコッ


何て言われた……







俺は傷ついても構わない

むしろ姫を守って傷を負うなら光栄だというのに−−−…




怜「流尹?応急処置終わったから行こう??さすがに腕が強烈に痛いわ;;」


流尹「あぁ。」



でも…まぁ唯一の救いは
姫に傷を負わせられる奴が限られてる事だな。


だから戦ってる時も黙って見てられるんだ……





-流尹Side-End-





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