風紀委員長は俺様ヤンキー
私ったら、いつのまに田中先輩の
幻覚が見えるようになったんでしょう。


「おい!窓、開けろって。」


「た、田中先輩っ!!!!」


どうして、私の部屋3階なのに・・・


そんなに頑張って来る必要ないじゃない
ですか。


「俺をこんなに無茶させやがって。
お前がいると調子狂うことばっか。」



「どうしてそんなに無茶するんですか!!」


本当に先輩はムチャクチャですよ・・・


「何でだろうな??勝手に足が動いた。」



「怪我でもしたらどうす・・・って、
いっぱい血が出てるじゃないですか。

これ以上、心配させないで下さいよ。」









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