【短】とまどいの放課後 ー国語の先生編ー
先生はまた顔を赤くする。
「そんな…こと…単刀直入に言うなよ…」
どうやら照れているようだ。
「そうか……俺は空知に怖がられていたのか……」
優しい顔をして言う。
なんだかその顔が、悲しそうにも見える。
「いつもそうなんだ。どの学校へ行っても、怖がられて…あまり生徒とコミュニケーションがとれない…」
先生……そんなことを思っていたんだ……
「空知はどうしたらいいと思う?俺は、ずっとこのままは…嫌なんだ……」
先生は真剣に悩んでる……