白雪姫と毒リンゴ
いつかは変わってしまうかもしれない。
でも、出来る限り一緒にいたいと思う。
幼なじみは、家族のようなモノなのだから。
「あー、課題終わってなかった。」
亮は言う。
「まだ終わってなかったのか。」
驚く秋矢。
「うゎ優等生発言だ。」
亮は私の腕を掴む。
「雪姫、こいつに近づくと優等生が移るぞ。」
「良いのか悪いのかわかんないし!」
…。
こうやって、馬鹿やってられるのも。
できる限りずっと。