白雪姫と毒リンゴ

いつかは変わってしまうかもしれない。

でも、出来る限り一緒にいたいと思う。

幼なじみは、家族のようなモノなのだから。

「あー、課題終わってなかった。」

亮は言う。

「まだ終わってなかったのか。」

驚く秋矢。

「うゎ優等生発言だ。」

亮は私の腕を掴む。

「雪姫、こいつに近づくと優等生が移るぞ。」

「良いのか悪いのかわかんないし!」

…。



こうやって、馬鹿やってられるのも。

できる限りずっと。






< 21 / 100 >

この作品をシェア

pagetop