白雪姫と毒リンゴ

亮はぎょっと雪姫を見た。

「トランプ好き…。」

雪姫はえへへ…と笑う。

「馬鹿。」

ペシと顔を叩かれ、ぐにゃりと丸まった。

亮もその横に寝転んだ。

「てか、なんで雪姫と俺らはおんなじ部屋なんだ…?」

いくら幼なじみといっても、もう17なのに。

亮は頭を抱えて、眠りについた。






< 9 / 100 >

この作品をシェア

pagetop