『だから、好きなんだって。』

屋上についた俺は一人そこで寝転んだ。




それと同時に、ダレカが俺の顔を覗きこんだ。








「颯太ぁ!やっほ!」






覗きこんできた女は俺の顔に近づけながらそう言った。




「んだよ? 」



少し機嫌が悪い俺はその女を突っぱねた。




「結城から聞いたよ?席、最悪なところだったんだね!」






「だから何だよ。」







「いや、慰めてあげようかなって…」




そう妖しい笑いを浮かべる女。







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