Wink☆
「おい、お前」

「きゃあああああああああああああ!」

え・・なに?

なにが起こったの?

ってか・・・





――――

―――――ん?コイツ・・・


「高峰奏多っ?!」

なんで?なんで?

アタシの目の前には

やっぱりアイツがいる。

「なななななな、なんでっ!?」

「お前。さらに化粧ケバくなってる」

高峰奏多の手が、またアタシの顔に

伸びてくる。


「な・・・・やめてよっ!触んな!」

「相変わらずきっついな。どうせ、

合コンでもフラれたんだろ」

「は?うっさいな。黙ってよ」

やっぱりコイツ嫌い!こんな奴を、

一瞬でも好きと思ってしまったなんて・・・

不覚だ―――





「で?なんの用?」

「は?」

腕を組み、目の前にいるこのうっざーい

男を睨みつける。


「これ、持ってきてやったんだろ」

男がなにかを差し出した。















< 13 / 103 >

この作品をシェア

pagetop