Wink☆
なに・・・言ってんの。

アンタの笑顔の方が

何倍も可愛いでしょーが。



このアタシを

トリコにするんだから。




「小雪。もう、合コン行くなよ」

高峰が背を向けたまま、アタシに

そう言う。

って・・・

「は?!なんで?」

「いいから。とにかくもう行くなよ」

この男は、意味不明なセリフを吐き捨てたまま、

この場を去ろうとしている。


ちょっと・・・

「待ったあ!」

「な・・・・」

「なんでアンタにそんなこと

言われなきゃいけないの?!アンタは

アタシの彼氏でもなんでもないでしょ?!」

アタシは叫ぶ。

なんかわけわかんない。

なんでこんなにイライラしてんの、アタシ。




「もう、帰る」

なんでこんなにイライラするの。

・・・そんなの決まってる。








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