Wink☆
ep.2 プリンス
雨が窓を叩きつける。
けれど、そんなことなんて
ちっとも気にならない。
だって・・・
「ええ?!高峰君に告られたぁ?!」
雪奈が大声を上げる。
「雪奈!声おっきい!」
アタシはとっさに雪奈の口を押さえた。
「で?付き合うことになったんだ?」
「え?ああ、そういえば・・・」
アタシあのとき・・・
「好きって言ってないや」
そういえば、昨日はいっぱいいっぱいで
好きって言うのをすっかり
忘れていた。
「ええええ?!なにそれ?一番肝心なもん
忘れてどうすんのよ!バカっ」
「えへ。ごめん」
アタシのバカ顔を見て、雪奈は大きく
ため息をつく。
「ま、いいや。それより見て!
直人様からメールきた!」
嬉しそうにケータイの画面を
見せ付ける雪奈。
「よかったじゃん」
「あれ、反応薄くない?もっとさぁ・・
きゃーすごーい!とか・・ないの?」
「・・・だってアタシ、ファンじゃないから」
けれど、そんなことなんて
ちっとも気にならない。
だって・・・
「ええ?!高峰君に告られたぁ?!」
雪奈が大声を上げる。
「雪奈!声おっきい!」
アタシはとっさに雪奈の口を押さえた。
「で?付き合うことになったんだ?」
「え?ああ、そういえば・・・」
アタシあのとき・・・
「好きって言ってないや」
そういえば、昨日はいっぱいいっぱいで
好きって言うのをすっかり
忘れていた。
「ええええ?!なにそれ?一番肝心なもん
忘れてどうすんのよ!バカっ」
「えへ。ごめん」
アタシのバカ顔を見て、雪奈は大きく
ため息をつく。
「ま、いいや。それより見て!
直人様からメールきた!」
嬉しそうにケータイの画面を
見せ付ける雪奈。
「よかったじゃん」
「あれ、反応薄くない?もっとさぁ・・
きゃーすごーい!とか・・ないの?」
「・・・だってアタシ、ファンじゃないから」