Wink☆
そう言えば、てっとり早いのかもしれない

けど、そんな恥ずかしいセリフ、

アタシには言えない。


「ま、考えといて」

「え、ちょっと!!!」

なんだか、淳平君がよくわかんない。

好きとか、付き合ってとか

本気で言っていることなのだろうか。




放課後・・・

やっぱり高峰は機嫌が悪い。

「おーい高峰?」

声を掛けても無視られる。

「ねえってば!高峰!」

やっぱり淳平君のことで怒ってる

ようだ。

「お前、もうアイツと関わるなよ」

口を開けばその一言。

「だって・・・淳平君が毎日会いに

来るんだよ?アタシはいつも断るのに」

ただの言い訳かもしれない。

でも、今のアタシにはそれしか

言えなかった。


「しかもお前、名前で呼んでるし」

「だって、呼んでって言われたから」

「お前は、こうしてって言われたら、

なんでもすんのかよ」

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