Wink☆
高峰がすき。

どうしたら、この気持ちは

消えるんだろう。




「高峰と・・・付き合ってるん

でしょ?」

アタシは、ずっと心の中でモヤモヤ

していたことを、単刀直入に

聞いた。

答えはわかってる。

本人の口から真実を聞くことで、

アタシは悲しくなってしまうの

かもしれないけど・・

でも・・・



「え?奏多?」

――奏多。

アタシは、高峰を名前で呼んだこと

なんて・・・一度もないよ。





「あはは、何言ってるの?違うよ」


「・・・・・・へ?」

思ってもない答えに、アタシの

声は裏返る。


――付き合って・・・ない?
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