『cleaner』





ユート
『ここが、溶鉱炉のあるエリアの隔壁です。
モニターには、4機のガードロボットが確認出来ます。』


ドーソン
『なるほど、認識信号だけでは相手の強さまではわからないからなぁ。』


ユート
『比較的、上の階層は小型でそう固くなかったんですが、7-F、8-Fは特に固く、火器も強力です。』


ドーソン
『何か、意図的な物があると?』


ユート
『たぶん、ドーソンさんも気がついていると思うのですが…ボスもAXの視察は、今回は聞いていなかった。
この事と何かしら関係があるのか、と…』


ドーソン
『うむ、政府の施設が近いこともあって、我々が派遣された。所有権は政府でも、AXグループの息が、かなりかかったコロニーだからな。』


ユート
『何か、引っかかっているんですよ。』





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