『cleaner』





認識信号が、接近を示している。
向こうもわかっているはずだ…


チャミリ
『ユート、そこで止まって!おねがいよ。』


僕は右側に広い通路があるところで、止められた

ちょうど、通路を挟んで反対側に彼女達はいる

彼女はどうするつもりなんだろう?


チャミリ
『渡したいものがあるの!そっちに投げるから、受け取って!そして真っすぐ奥に進んでッ!私たちが通るから、道を空けてッ!わかった?』


ユート
『は、はい!?』


ユートは戸惑うだろうけど、仕方ないわ…
コイツは並みじゃないもの…
後はユートにまかせてみるわ…
このウイルスは生物全てを絶滅させてしまう……







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