10年彼女
「ん…。」

起きたら1時半だった。

ヤバッ!昼休みあと10分じゃん!

急いで購買に行くと、案の定売り切れだった。

最後のパンを両手いっぱいに抱えたヤツは、さっきの金髪男だった。

「やぁ順君。パン食べる?」

「買占めやがったな…
つか、なんで俺の名前知ってんの?」

「だって、超有名だし。
頭も顔もいいってね。しかも同じクラスだよ?」

同じクラス…?



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