10年彼女
「夏美~…起きてっ!! ほら、順くんも来たよ!」

「んー?」

起きた夏美ちゃんは俺を見るなり、

「遅刻」

と言ってまた寝る。

「あのさ…何で夏美ちゃんは蓮以外にSなの」

俺の言葉を聞いて夏美ちゃんが起きる。

「ふふっ。順くん、ちゃん付け似合わないっ」

何故か爆笑。

「呼び捨てでいいよ。美波もね。」

「ああ、分かった」

「えっ私も?!」

頬を赤らめる美波ちゃ…

美波を、可愛いと思ってしまう自分がいる。

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