君想う時

屋上―
俊「お前!何なんだ!つーか誰だ!」

凜「昨日俊先輩に告白したものですねー」

俊「じゃねぇよ!
名前だ名前!名乗りもせず逃げやがって…!」

凜「あれ?名乗ってませんでしたっけ?凜です!
夜月凜!」

俊「そうか夜月 「凜って呼んでください!」 人の台詞を遮るな俺はいつも昼は購買で買ってるんだが」

凜「それなら大丈夫です!
ここにお弁当がありますからー!」

自信満々に言う夜月

俊「なんだそのドヤ顔
ものすっげぇイラッとするんだが」

まぁ弁当は貰うが

凜「俊先輩弁当貰うっての口から出てますけどー」

俊「おー貰う
っつかこれ食えんのか?」

凜「当たり前です!食べれないもの渡したりしません!」

あーまさか…

俊「母親が作ったんじゃ…「自分で作りました!いつも作ってます!」

俊「意外過ぎるなお前…」

凜「何ですかその心底驚いた顔!」

俊「いやお前との会話は家庭的なイメージとか器用なイメージから掛け離れてるからな…」

なんつーか馬鹿なイメージしか持たなかったんだが…

凜「じゃあ食べてみてくださいよ!
絶対美味いって言いますから!」

俊「おー
いただきます」

とりあえず卵焼き…

俊「(ん…)美味い…」

夜月はまたドヤ顔をする

凜「美味いって言ったんで私のこと凜って呼んでくださいね!」






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