僕の好きな君
「心ー、先に部屋にいっとくねー」

「いや帰れよっ!!」

「嫌だよぅ♪1人で帰るの怖いもん」

「すぐ隣だろうが……」

「ゲームの特訓しておくねっ」

「ちょっ…まっ…!!」

………。

マジで部屋にいきやがった………。

帰れって………

―――――………


「ふぅ…食べ終わったぞ」

ガチャリと部屋に入れば、ベッドに寝転んでいるあゆ。

「おい。何してん―――…」

「くー………」

…寝てやがる。


可愛いく、『くー…』なんて言いながら。

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