堂々乙女と秘密の美女
「あれはズルだろ」

「1万円は彼女のもんだ」

私は気にしていなかったのですが、

彼は気にしたようでした。

「あの、さっきはありがとう。よかったら、

今度一緒にランチでもどうかな?奢るから」

「は、はい」
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