堂々乙女と秘密の美女
「なんだ、その写真」

「これは小学生のころの優さんのようです」

「へぇ。隣、お前じゃないの?」

「これは神楽鈴音さんです。

私じゃありません」

「ふぅん。そっくりさんってやつか?」

「そのようです」

「俺にはそうは見えないけどな」
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