彼女と僕の夏休み〜天然王子=俺様彼氏②〜



歩き出した僕の隣を、飛鳥はゆったりとした動きで寄り添った。


ナチと……同じ香水の香。


「いまさら、なんですけど…」


「はぃ?」


声が裏返ってしまった。

くそ!


「ふふふ」

飛鳥は優雅に笑った。



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