彼女と僕の夏休み〜天然王子=俺様彼氏②〜



ミステリアスな笑みを浮かべて

飛鳥は小首を傾げた。


まっすぐな焦げ茶色の髪が

ハラリ、と耳から落ちてくる。


「僕には……彼女が」


「どうして、彼女がタイプ、って言わなかったの?」


飛鳥が見つめてくる。


秀也にヘルプを求めたかったけれど、秀也は秀也でお楽しみの真っ最中だった。



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