彼女と僕の夏休み〜天然王子=俺様彼氏②〜



「ちょっと出ましょうか、料理が来るまでまだ、時間はあるわ」


飛鳥は素早く機転をきかせ、席から立った。


「私まで、欲求不満になりそうだもの」


飛鳥はジョークのつもりだったのかもしれない。


でも、彼女の表情は、


何が本気で、
何が嘘なのか。


全く、読めない。



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