彼女と僕の夏休み〜天然王子=俺様彼氏②〜



くるくる男はにっこりと笑った。


「すごい偶然。」


へぇ、こいつ、いい笑い方、するじゃん。



「運命を感じるね。あ、これ、俺の名刺。よかったら、お店に来てよ。サービスするからさ」


そう聞いて、あたしとアヤは、まさか同業者?とぎょっとなった。


でも、それは杞憂で。


「Hair&Make」

の文字。



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