彼女と僕の夏休み〜天然王子=俺様彼氏②〜



那智の腕から力が抜けて行くのを確認した俺は、那智の後頭部へと右手を移動させた。


那智の頭を固定させて、より深く深く口づける。


那智の舌を絡めとり、上あごを舌でくすぐる。



どうして俺は、こんなキスの仕方を知っているのだろう。


ただ、本能の赴くがままに……



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