彼女と僕の夏休み〜天然王子=俺様彼氏②〜
でも!
これからは、ナチとキスだってし放題な訳で。
あわよくば、その先だって……
「おい!紫恩!戻ってこい!」
「あ?」
「どうせ、変なことでも考えてたんだろ?この、ムッツリスケベが」
「秀也に言われたくないなぁ」
僕はムスッとして言った。万年全身が生殖器みたいな奴に言われたくはない。
「俺はオープンですから」
「それ、威張るとこか?」
今日も帰りはナチの家でまったり過ごす。
あぁ、ナチのご飯、楽しみだなぁ……