残虐ニ殺シテ差シ上ゲル
あたしと閖は夏休みに入った為…遊びに近くのゲーセンに行った
こんなところにいるわけがないと思いつつ期待はしていた
侑に会う事を…
「あっいたいた!!!
侑〜!!!!!!」
イマナンテイッタ…?
「やっぱ来てたか」
あぁいた…侑がいた
これで核心した…
閖と侑は付き合ってると
自分の知らないうちに発展してるのだと
思い知らされた瞬間だった
「惟!?」
「えっ!…………閖…」
「何かあった?具合悪い?」
「別に…なんでも…ない」
具合が悪いと言って帰る事も出来た
それをしなかったのは…
自分がいない間に発展するんじゃないかと恐れたから
「………………………」
「本当に大丈夫かぁ惟?」
「大丈夫…しっかし偶然も良いよね〜」
二人を茶化した内容なんて覚えてない…