ソーダ恋。
なんか、
意味深。って感じ。
あの二人だしね?
「遅れてすいませんー!」
このタイミングで
聞き慣れた声が聞こえて
同時にドアが開いた。
あ、海。………と、紺野さん。
勢いよくドアを開けた海の後ろから顔を出し、
「遅れてすいません。」
と軽く頭を下げた紺野さん。
へええ…
二人で登校。
ぱっ、と二人から目をそらし
そっぽを向いてあたしは空を見る。
“なに、気になるの?”
そんな声が聞こえてくる。
気になる…ってわけじゃないけど
意味深じゃない?なんか。