ソーダ恋。


「ちょおっと待てええええええーーー!!!!」


「!?」


突然の大声に


あたしと先輩達の動きが止まる。


なにっ!?



「…―っきゃ!?」


そう思ったときにはもう遅くて。


突然あたしの前に降って来たのは


真っ金きんの髪をした 男。


なに?!こいつ!



「一人に五人っつーのは、卑怯なんじゃねーの?」


後ろのあたしを庇う様に
右手を広げる、金髪の男。


「え…何?!ちょっと…」


てかあんた誰!!

何をしてるの?!


「んだよ彼氏はひっこんでろ!」

一瞬の沈黙の後
再び逆立った先輩達。


いや、彼氏じゃないし!


早くどいてよ!
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