ソーダ恋。
「海、黒髪に戻してくれない?」
海が…あたしに言ってくれた言葉。
“髪、綺麗な色だよな。”
あたし凄く嬉しかったから。
だから海の黒髪も
絶対綺麗だと思うんだ。
「海の黒髪、見てみたい。」
「…うん、わかった!」
笑顔でソーダアイスを頬張る海に
あたしも笑顔を見せる。
「あたしも食べるー!」
二人で半分こしたソーダアイスは、
甘くて
冷たくて
ドキドキした。
そして次の日
真っ黒な髪をして
照れ臭そうに
海はあたしに誕生日プレゼントを差し出した
「16歳、おめでとう。」
「あ…ありがと。」
「うん。」
「海、黒髪似合う!!」
そう笑ったあたしに
海は照れ笑いをして
“それ、結婚予約指輪ね。”
って、今度はあたしを真っ赤にした。
ほんとに
★おしまい★
ここまで読んでくれたあなた!
本当にありがとう!
(*´ω`*)
皆にだけ捧げる、秘密のおまけストーリーでしたっ☆
柚花