学校一の王子の恋愛ゲーム+α


「本当はですね、私の部屋に来て欲しかったのですよ。」


「え?それならそーと早く言えばいいじゃんか。」




「えぇ、まぁそうですね。少し後ろめたくて。」


なーんだ。本当早く言えばいいのに。逃げるだけ損じゃんか。




「そもそも、どうして恭弥を避けるんです?」


龍牙が歩きながら言う。


あたしはその後ろを着いて行きながら、その理由を考えてみた。




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