―偽愛―




俺達は ふたりで夕日の砂浜を歩いて 家に帰った



広海を家まで送って 別れた



“は、原さん?帰っちゃうの?”


“海翔って呼んでや…俺、2軒隣りの民宿に居るから…じゃあ。おやすみ”


“おやすみなさい。海翔…くん”




広海が家に入るのを見送って 俺も宿に帰った



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