―偽愛―



毎日毎日 海翔はアタシの様子を見にやって来る





夏が終ると アタシん家も海翔の住んでる宿も 終ってしまう



海翔 仕事は宿の手伝いから近くのコンビニでバイトを始めた


近くっても徒歩20分ぐらいの所にあるコンビニ… アタシの近くがイイと言って そこに決めた海翔


元々 細い身体を磨り減らして より一層細くなった


相変わらず笑わない



そんな海翔を見ているのは 本当に辛い…



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