―偽愛―


あきらめかけた時だった



突然 ドアが開いた








アタシの上の優人の身体が壁にぶつかる


アタシは上半身 裸のままで唖然としていた






…海翔







自分のTシャツを脱いで アタシに掛ける



アタシは急いで それを着る



海翔は何も言わずに アタシを起こして


手を握って


外に駆け出した



< 63 / 157 >

この作品をシェア

pagetop