―偽愛―



アタシは家に帰り オカンに優人と別れた事を告げて オカンの部屋に寝る事にした



それから30分程して みんなが帰って来た



帰って来ると、オカンは 優人に機関銃みたいに話しかけていた



玄関口では みんなが楽しそうに話す声が聞こえた


時折 海翔の奥さんの“海クン…”なんて声が 聞こえたりすると 胸の奥で何かが音を立てる気がした






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