KISSよりも甘く〜俺様王子が恋をした〜

『先輩どこ行くの?』


『秘密。』


先輩は私の手を取りどんどん歩いて行く。


ついた先はお洒落な雑貨屋だった。


先輩が手にしてレジに持っていったのは可愛いブックカバーだった。


『はい、これ。』


『あたしに?』


『書籍のお祝い。桜子おめでとう。』


『ありがとう。大事にする。』


先輩が祝ってくれたのが嬉しかった。


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