水瓶の中ー【短編集】
月
心理ゲームをしました。
スザンナは「月をイメージする人に」私を選びました。
スザンナ曰わく、「なんとなくローラって月みたいじゃない?」と言われました。
ゲームによると、月を選んだ心理とは
「あなたにとって陰で見守ってくれる人だと思っている」
ビミョ~。
私はそう思いました。
陰かよっ。てゆうか一番仲いいと思ってたのに、今一番好きな人が他の娘って、ちと、寂しいかも…。
(異性はプライバシー保護のためこの時は入れなかった)
でも、月って嫌いじゃないです。
心理ゲームの結果は別として、月みたいな子ってなんか良くないですか?
確かに私の性格からして、自ら眩いくらいに輝く日輪ではなく、昼間、そこに居ても影の薄い月の方が合っているでしょう。と自分で納得。
日の去った夜でも、その輝きは日輪からいただいたもの。決して自ら作った輝きではない。