mixed Emotion
突然の先制攻撃に、私は面食らってしまい、ポテトが胸につっかえてむせた。

慌ててジュースを飲んだので、余計に吐きそうになった。


心臓が嫌な感じで鼓動を立てる。


ようやく喉の調子が落ち着いた時には、何も言葉が出ず俯いてだまってしまった。


しばらく沈黙が続いた。

彼女は神妙な顔つきをしてこちらを見ている。
というよりもにらみつけているようにも見える。
私はそれを確認して、また下をむいた。

怖い…。

店内は混み合っていたが、三人の間には冷たくて重たい空気が流れて込んでいた。


ついに理香ちゃんはしびれを切らし、口を開いた。

「あなたに…関係ないことじゃない?わざわざ呼び出しといて話ってそんなことなの?」

と言った。


彼女はしばらく黙った後、

「関係なくないし。」


と、ぽつりと言った。
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