mixed Emotion
涙色の燕
彼女と別れた後、その足で私と理香ちゃんは美玖の家まで行くことにした。
つかさ君のことも気がかりではあるが、さすがに今はこっちの問題の方が先決だった。
先生に呼ばれてそのまま早退するなんて、よっぽどの事があったに違いない。
美玖の最寄りの駅は地下鉄で、学校から一本の線で向かうことができた。
駅から続いている商店街の先に、美玖の家のマンションはあった。
何世帯住んでいるのだろうか、大きなマンションはオートロックになっており、モニターが装備されていた。
入り口の自動扉はおしゃれな木目調になっており、外から中の様子は伺えなくなっている。
私は美玖の部屋の番号を押した。
つかさ君のことも気がかりではあるが、さすがに今はこっちの問題の方が先決だった。
先生に呼ばれてそのまま早退するなんて、よっぽどの事があったに違いない。
美玖の最寄りの駅は地下鉄で、学校から一本の線で向かうことができた。
駅から続いている商店街の先に、美玖の家のマンションはあった。
何世帯住んでいるのだろうか、大きなマンションはオートロックになっており、モニターが装備されていた。
入り口の自動扉はおしゃれな木目調になっており、外から中の様子は伺えなくなっている。
私は美玖の部屋の番号を押した。