mixed Emotion
「言っとくけど部屋は散らかってるからね!」
私達に申告してから美玖はドアの鍵を開けた。
美玖の部屋は玄関から一番近く、私の部屋と同じくらいの、6畳程の広さだ。
美玖とは四年目の付き合いだが、お互い家が遠いため、数えられる程しか来たことがない。
部屋の様子は前に来た時よりも、派手なインテリアになっていた。
壁にはコルクボードが掛かっていて、彼氏と美玖のデート模様や、私と理香ちゃんの写真が貼ってあった。
「なんか、とりあえず飲み物・・・」
美玖が言いかけて、理香ちゃんは美玖の手を強く掴んだ。
「話して。何があったの?」
理香ちゃんの問いかけに、美玖は力なくその場に座り、苦笑いで言った。
「私、退学かもしれない・・・。」
私達に申告してから美玖はドアの鍵を開けた。
美玖の部屋は玄関から一番近く、私の部屋と同じくらいの、6畳程の広さだ。
美玖とは四年目の付き合いだが、お互い家が遠いため、数えられる程しか来たことがない。
部屋の様子は前に来た時よりも、派手なインテリアになっていた。
壁にはコルクボードが掛かっていて、彼氏と美玖のデート模様や、私と理香ちゃんの写真が貼ってあった。
「なんか、とりあえず飲み物・・・」
美玖が言いかけて、理香ちゃんは美玖の手を強く掴んだ。
「話して。何があったの?」
理香ちゃんの問いかけに、美玖は力なくその場に座り、苦笑いで言った。
「私、退学かもしれない・・・。」