★俺様王子VS地味少女☆
「る…琉架!!!?」
向こうから白馬君の声がした
「何やってるんや!
うはっ、明沢ほっぺた腫れとるやん!」
「あ…あぁ、大丈夫です。」
「明沢、早よ保健室いこか!!!」
私の手を白馬君がクイッと引っ張ったが、私は逆向きからまた誰かに引っ張られた
「…!」
「琉架?」
「俺が連れてく。」
「は?」
「怪我負わせたから。」
「大丈夫って!
俺が責任もって連れてっちゃるわ。」
しかし、間中君は私をグイッと引っ張った
私は間中君の腕の中に収まる
「いい、連れて行きたいから。」