★俺様王子VS地味少女☆



「る…琉架!!!?」


向こうから白馬君の声がした


「何やってるんや!
うはっ、明沢ほっぺた腫れとるやん!」


「あ…あぁ、大丈夫です。」


「明沢、早よ保健室いこか!!!」


私の手を白馬君がクイッと引っ張ったが、私は逆向きからまた誰かに引っ張られた


「…!」


「琉架?」


「俺が連れてく。」


「は?」


「怪我負わせたから。」


「大丈夫って!
俺が責任もって連れてっちゃるわ。」


しかし、間中君は私をグイッと引っ張った


私は間中君の腕の中に収まる


「いい、連れて行きたいから。」




< 17 / 18 >

この作品をシェア

pagetop