★俺様王子VS地味少女☆
「流架…おまえ…。」
「……何?」
なんだか険悪な雰囲気になってきてしまったので私はスクリと立ち上がる
「だだだ大丈夫ですっ!!!
足などは怪我してないんで、ひっ1人で保健室に行ってまいります!!
ご迷惑おかけしてすいませんでした!」
「えーっと(=_=;)、明沢…?
迷惑なんてかけてへんけど…。」
「だ大丈夫です!
保健室に行くという任務は必ず果たしてみせますから。」
私は練習通りの笑顔を作ってニタリと笑う
そして急ぎ足で保健室に向かった
「ふは…、明沢らしい。」
「…流架。」
俺が呼ぶと流架は目を細めてこっちを向く
「聞きたいこと分かってる。
そうだよ、気に入ったの。
別にいいよね?」
「………あほ。
当たり前やん。
そっちのが闘志がわくわ!」