★俺様王子VS地味少女☆
「じゃあ、またね。
明沢。」
俺は明沢にヒラヒラと手を振って、教室から出て行った
「どこ行くんだよ白馬ぁ??」
「ん?
ちょっと琉架とデート☆
つけてくんなよ??」
「ばーか、しねぇよ!」
ははっ、と俺の友達が笑う
琉架はつまんなそうに後をついてきた
廊下を歩いていくと、人気のない所にでる
「蒼衣、本気で友達に?」
琉架が眉間に皺を寄せて話しかけてくる
「んなわけないやん。」
「……。」
「せいぜいお遊びやで。
あんな地味な子、相手にしてちゃ世の中もたへんわ!」