†愛ス程ニ血ヲ吸イツクシテ†吸血鬼を愛したある少女の物語
第②章†再会
 
『今日も遅くからお散歩に行くの?』
 
夕食が終わりキッチンの洗い物をしながら思い出したかの様にママが聞いてきた。
 
『うん…最近の夜の風って、とても気持ちが良いんだ♪』
 
私は焦らない様に言葉を慎重に答えた。
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