15の夜はティラミス・ガールズと共に
「俺はこんな時間には帰れやしないんだけど……。 つまり……親がいなくても、近所の目があるからな。 中学生で朝帰りはマズイだろ…?」
「まぁ、そうだね」と、メニューを選びながら智美は言った。「そっか、たまに忘れるけど、君は中学生なんだよね」
「でも、二人は“一人暮らし”なんだろ? まっすぐ帰っても良かったのに…」寿は天上を眺め、笑って付け加えた。「…いや“二人暮らし”か……」
「そうだけど、何で知ってるの?」
「いや、何となく推理して。 初めて会ったとき、ホラ、スタバだった。 そんとき、二人一緒に来店しただろ?」
「まぁ、そうだね」と、メニューを選びながら智美は言った。「そっか、たまに忘れるけど、君は中学生なんだよね」
「でも、二人は“一人暮らし”なんだろ? まっすぐ帰っても良かったのに…」寿は天上を眺め、笑って付け加えた。「…いや“二人暮らし”か……」
「そうだけど、何で知ってるの?」
「いや、何となく推理して。 初めて会ったとき、ホラ、スタバだった。 そんとき、二人一緒に来店しただろ?」