大人な君と子供な私

私が必死で走っていると
前に急に白い壁ができた


ドン!!!!

どうやら壁の正体は
1年の男子のようだ

「いったー!!あ ごめんなさい… 急いでいて」

私が頭をぺこりと下げると

「あ 先輩気にしないで、てか先輩急いでるんでしょ? 早く行った方が…」

その子は
大人びた顔でかっこいい

「そうだ!!本当ごめんなさい」


私はもう一度謝ると走り出した

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