好きになったのはS教師
―先生×生徒―
「はぁーーーーー…………」
その日の昼休み、あたしは大きなため息をついた
未央が、弁当を食べるのを一旦中止して、心配そうにあたしの顔を覗き込む
「…どおしたの??」
「ん……学級委員……」
「あっなんだそんなことかー!!心配してソンした(笑)」
「そんなこと?!待って、学級委員なんて地獄だよ!?しかも村越の学級委員っつったら先輩とかにチョーひがまれるし、あいつ人使い荒そうだし、しかも、……」
あたしは一息で喋る
「まぁまぁ、イケメンだから帳消し!みたいな?」
未央はノーテンキに応える
「あんたねぇ……」
もぉ未央は…
なんて思っていたら、後ろから誰かに声を掛けられた