たった一つの初恋

緒方君は更に笑顔になりそして…
私に近づいてきた。

(なっ…何?)

私の耳元へと緒方君はボソボソッと喋った。

最後に耳をカリッとかんで教室を後にした。

「~~ッッ! なっ…なんなのよ…」

顔を真っ赤にさせながら私は床へと座り込んだ。

だっ…だって緒方君が言った言葉は最悪だったんだもの。
< 10 / 14 >

この作品をシェア

pagetop