恋した瞬間

頭ん中が真っ白になった



「え?なんで?」



それしか言葉が出せなかった




「俺、お前に気持ち
冷めてきた頃だったし

それに…お前も
頭ん中違うやつ居るだろ?」




紘に言われ
浮かんできたのは


良介だった




「あたし―…

紘の事好きだよ?


でも……もう分かんない」



そう伝えると紘は




「俺も夕菜が好き

でもその"好き"は
恋愛感情の"好き"じゃない

俺じゃない誰かを
想ってるんだろ?」




紘の言っている意味が
よく分かってきた


だから…私は



「……うん別れる」




そう言った




紘はその後私に

「頑張れよ」



と言い帰って行った




私は良介の事を
想ってるんだ……




良介に会いたいな





〜〜〜♪〜〜〜〜♪〜



そう想ったら携帯が鳴った



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