死のカウントダウン



「ただいま〜…。」







「…陽菜?いないのか?」



兄である成瀬 留以【ナルセ ルイ】は時計を見た。



「おいおい…もう1時回ってるぞ…。」



今日は遅くなるっつったから友達の家に泊まりにでも行ってんのかな。


…それとも、朝帰りする気か?



だとしても帰った形跡がない。



置き手紙もない。



…事件に巻き込まれたか?



…なんて考えるのは、職業病ってやつかな。



刑事ってのは やだね。



…しかし あいつ、ホントどこ行ったんだ?



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